こんにちは!モベルスタッフ西郷です。
Twitterで「-6度ほどで、iPhoneが冷えすぎて使えなくなった。」というスイス在住ユーザーのつぶやきを見かけました。
少し調べてみたら、このユーザーだけでなく、
寒いと、よくあることのようです。
今日は、極端に寒いとiPhoneはどうなるのか?
そしてiPhoneの寒さ対策をご紹介したいと思います。
■極端に寒いと、iPhoneはどうなるのか?
Appleのサイトには、iPhoneを使用する温度について以下のような
注意書きがありました。
「iOS デバイス(iPhone、iPad、iPod touch (第 4 世代以降))は、
環境温度 (周囲の温度) が 0° ~ 35℃ の場所でお使いください。
低温下や高温下では温度調整のためにデバイスの動作が変化することがあります。」
具体的には、気温が極端に低かったり高かったりすると、
バッテリーの消耗が速くなったり、
十分に残量があっても使おうとすると、
突然シャットダウンしたりすることがあるそうです。
(なんでも気温が大幅に下がると、携帯電話は、バッテリーが空になった(たとえ充電100%であっても)と判断するため、突然シャットダウンするそうです)
海外の情報をチェックしてみると、
例えば、カナダのトロントでは冬の朝、ジョギング中に
30分ほどで、バッテリ残量が70%→ゼロになった人がいたそうです。
しかしこれらの問題が生じるのは一時的で、
温度が適正温度に戻ると、スマートフォンも通常の状態に戻るそうです。
注意したいのは、これらの当てはまる状況で電話を使用し故障した場合、
アップルは責任を負わないとしており、保証の対象外となるため自己責任となります。
最低限の対処法や予防策は頭に入れて置いた方がよいでしょう。
では、どうしたらよいのか?
■突然iPhoneがシャットダウンしてしまったら・・・
突然スマートフォンがシャットダウンしたら、すぐには再起動せず、
端末が自然に常温に暖まるまで待ってから電源を入れる。
端末が冷たい状態で電源を入れようとすると、
端末にさらなる損傷加えることになり、
バッテリーの寿命を縮めることになりかねないそうです。
さらにバッテリーだけでなく繊細な液晶画面の故障にもつながりかねません。
すでにヒビや傷があるスクリーンの場合、亀裂が入ったり、
壊れたりしてしまう可能性があります。
■予防策
・極端に寒い場所に携帯電話を放置しない(車内など)
どうしてもおいていかなければならない場合は、電源を切る。
・人肌温度が最適なので、内ポケットなどに入れて温める。
この際も、使いわない時は電源を切る。
・ホッカイロを活用する。
高温になり過ぎる可能性があるので、スマホとカイロは密着させないように。
日本にはホッカイロがあります!
寒い国に行く際は、持っていくとよさそうです。
■寒い国ではどうしているの?
極端に寒い国では、携帯がネットにつながりにくくなったり、
カメラなどの電化製品もバッテリーの消費が速くなります。
電化製品も故障しやすくなるとか。
冬の最高気温が1℃を下回る国、フィンランドでは、
消費者庁が、特に寒い日は携帯電話に問題が起こりやすいと
市民に予め注意を呼び掛けているそうです。
日本国内でも、北海道の旭川市では―40℃を記録したことがあります。
海外でも国内でも寒い場所でスマホやカメラなどを持ち歩く場合は、
冷えすぎないようなるべく外気に触れさせないようにした方がよさそうです。