こんにちは。
久々の店長、寺島です。
今月8日、MMD研究所が発表した「2014年シニア層のスマートフォンに関する調査」の結果が興味深かったのでシェアします。
回答者の27.6%がスマートフォン
リサーチ結果によると、60歳以上のシニアを対象にした調査で、携帯電話を持っている2,020人の内、27.6%の人がスマホ保有者であったということです。(60歳以上でシニアと呼ぶのにやや抵抗がありますが。。。)
モベルは先月9月度、お陰さまで過去最大級のご支持と販売数を記録しました。
モベルでも年齢がシニア層の方々が多くいらっしゃいます。
そして、SIMカードと携帯電話機のセットをご購入されたお客さまの内、約15%の人が希望の電話機を値段の高いスマートフォンで選択されていました。
確かにスマホを選択する人が、以前に比べて増えてきているのは感じられるところです。
しかし、記事の中ではこんなデータも公表されていました。
YESと答えたのはわずか23.7%
フィーチャーフォン(従来型携帯電話)を使っている人への質問で、「次回機種変更が必要になった際、スマートフォンを選択するか?」がありました。
しかし、YESと答えたのは23.7%にとどまったとのこと。
フィーチャーフォンを選ぶ理由はとても興味深く
・ 通話/メール以外の機能を使わない→58.9%
・ 月額料金が安い→55.7%
・ 操作が簡単→38.3%
となっていました。
モベルでも、スマホ選択者が増えてきた反面、「無駄な機能はいらないから、少しでも安く買えて簡単に使える携帯を手に入れたい」というお客さまの声が依然多くあります。
当たり前かもしれませんが、お客さまのニーズの幅広さを感じます。
フィーチャーフォン派、スマホ派の話ではない?
フィーチャーフォンにする理由の中で、注目は「月額料金が安い→55.7%」の部分です。
これは単に「フィーチャーフォンがいい、スマホの方がいい」ということではなく、安い月額料金にしたいがために、致し方なくフィーチャーフォンを選んでいるとも考えられます。
モベルは、数年前までは「月額料金が完全無料」というSIMカード(回線サービス)を提供する上で、電話機は1機種しか用意がありませんでした。
しかし、せっかく「基本料金無料」であっても、電話機がダサイ、電話機が高すぎるなど、機種選択枠の乏しさを指摘する厳しい声も多くありました。
現在では、最低限の機能のみで安い電話機から高機能なスマートフォンまでラインナップを用意しています。
これは、一定の電話機とセットでなければ「維持費無料」のサービスが受けられないのではなく、高機能な電話機でも安い電話機でも同様にサービスが受けられることを意識しています。
まだ万全ではないかもしれませんが、結果的に幅広く支持をいただくことができるようになってきました。
SIMカードと電話機をそれぞれのニーズで選ぶ時代へ
最近SIMロック解除のニュースがありました。
また、少し前からアップルはSIMロックフリーのiPhoneを販売しています。
これは、SIMカードと電話機を別々に考えていける体制が進んでいることの表れです。
・ この電話機を使いたいけど、設定料金が高いサービス(SIMカード)を使わなければならない
・ 安いからこのSIMカードを使いたいけど、電話機が乏しいから困る
今まではこのような場面に遭遇することもあったかもしれません。
しかし、これからは「SIMカードはここ、使う電話機はこの機種」という考えがもっと当たり前になるのではないでしょうか。
そして、例えば「日本にいるときはこのサービス、海外へ行くときはこのサービスを使う」といった柔軟な携帯電話の使い方がもっと浸透してくるのではないかと思います。
モベルでも、引き続き選択枠の多い機種のラインナップはもちろん、予め電話機を持っている人が「海外とのつながりには維持費がかからずお得なモベルのSIMカード!」と今以上に言ってもらえるように、一層努めていきたいと改めて思います。
Happy Traveling!
店長:寺島