こんにちは、海外携帯モベルの田中です。
今日のイギリスのニュースは「スコットランド独立否決」のニュース一色。感情的には独立支持でしたが、やはり今、自分が住んでいるイギリスの経済を考えると、「これで良かったんだろうな」という気持ちです。
今日は、世界中で注目を集めているスコットランドの首都エディンバラにまつわる話について書こうと思います。エディンバラ、欧州で一番大好きな都市です。
ハリーポッターはエディンバラ生まれ
J.K.Rowlingが手がけたハリーポッターシリーズ。彼女がマンチェスターからロンドンへ向かう電車の中で思いついたというのが有名ですが、実はシリーズ第一作目はエディンバラのカフェで書き上げられました。
離婚後、幼い娘さんを抱え、生活保護を受けながら暮らしていたJ.K.Rowlingは、暖房費を削るためにもエディンバラにある「the elephant house」でハリーポッターシリーズを執筆していたらしいです。
「the elephant house」に行かれる方は、ぜひ店内のトイレに行ってくださいね!
トイレにはハリーポッターファンのメッセージが壁中に書かれています。
住所: The Elephant House
21 George IV Bridge, Edinburgh, Midlothian EH1 1EN
※店内の写真を撮影したのですが・・・見つかりませんでした。ごめんなさい
P.S. 推理小説好きの私は、ハリー・ポッターよりもエディンバラを舞台にしたIan・Rankinの「リーバス警部」シリーズがおすすめです!
ハンターブーツもエディンバラ生まれ
海外のミュージック・フェスティバルに行くと、多くの人が履いているハンターブーツ。聞いたことはなくても、履いている人を見たことがある人も多いのでは?
このハンターブーツ、実はスコットランドの首都エディンバラで生まれました。1856年創業でラバーブーツのみを作り続けてきたハンター社。今では、世界各国で販売され、英国王室御用達ブランドです♪
ちなみに、なぜハンターがスコットランド生まれ、だということを知ったかというと、私のブランド好きな姉が「お土産屋さんにハンターブーツがあるなんて、何か関連性があるからに違いない!」の一言でした。
さすが、ブランド好き。
あの人も、この人もエディンバラ生まれ
エディンバラ生まれの有名人。
世界史上の著名人からいくと、まずは「国富論」を書いた経済学者アダム・スミス(世界史のテストによくでましたよね!)、電話を発明した科学者のグラハム・ベル。そして、ホームズを書いたコナン・ドイルもエディンバラ生まれです。
政治家でいくと、イギリスの第73代首相のトニー・ブレアがエディンバラ生まれ。(なお、スコットランド独立投票で脚光を浴びた第74代首相のゴードン・ブラウンは、エディンバラではないものの、スコットランドのグラスゴー生まれ。)
そして忘れてはいけないのが、スコットランドが生んだ名優ショーン・コネリー。実は、私の母親は、「007は二度死ぬ」の撮影で、ショーン・コネリーと握手をしたらしいのです! しかし、私の母親は、ショーン・コネリーと握手をしたよりも、女優の浜美枝さんがお手洗いを借りに自宅に来た方が嬉しかったとか!