こんにちは! マーケティングの田中です。先週末、携帯電話業界を揺るがすニュースが入ってきました。
-2015年 日本の携帯はSIMロックフリーに
SIMロック機種を販売して20年のモベルが、SIMロックフリーになることで、お客さまにとってどんなメリットがもたらされるのかを中心に、説明したいと思います!
(本当にいいニュースなんですよ♪ 私の携帯も、もちろんSIMロックフリーです!)
はじめに。SIMロックフリーの話には欠かせない
「SIMカード」、「SIMロック」について説明をしたいと思います。
SIMカードとは?
SIMカードとは、携帯電話の裏側に挿入されている小さなICチップカードのこと。このSIMカードには、契約者の電話番号などが記録されています。携帯電話機にはそのような情報は一切書かれていません。
もしお客さまの携帯電話機が破損した場合。
SIMカードが無事なら、SIMカードを取り出して別の携帯電話機に差し込めば、“理論上”今までと同じ番号で同じサービス内容で使うことができます。
なぜ“理論上”かというと、実際は、SIMカードを取り出して別の携帯電話機に差し込んでも、
エラーメッセージがでて使うことはできません。
なぜなら、携帯電話機には「SIMロック」がかかっているからです。
SIMロックとは?
日本の携帯は、例えば、「ソフトバンクのSIMカードをドコモの携帯電話で使う」ということができません。つまり、ドコモのSIMカードならドコモの携帯電話でしか使えないようロックがかかっています。これを「SIMロック」といいます。
ソフトバンクのSIMカードをドコモの携帯電話で使えるようにするには、このSIMロックを解除する必要があります。これを「SIMロック解除」といい、SIMロック解除された携帯電話を「SIMロックフリー携帯」と言います。
日本では、現在2011年4月以降に発売されたドコモの携帯電話はSIMロック解除できるようになりました。→ドコモのSIMロック解除レポートはこちら
ソフトバンクは6種類の機種でSIMロックを解除できますが、基本的にSIMロック解除に対し消極的です。
ちなみに、日本で販売されているSIMロックフリーの携帯は、
iPhone 5S、iPhone 5Cがアップル社のオンラインストアから、
Nexus5、Nexus7がグーグルプレイストアから発売されています。
また、イオンのスマホやイーモバイルの携帯電話もSIMロックが解除されていると言われています。
2015年: SIMロック解除義務化へ
さてさて。導入が長くなりましたが、総務省は、携帯電話会社が販売した携帯を、他社のSIMカードが使えないようにするSIMロックの解除を義務化させる方針を固めました。
今までは、ドコモの契約者が「ソフトバンクに乗り換えようかな」と思った時、新たにソフトバンクの携帯を購入する必要がありました。しかし、これからは携帯電話を買いかえずに、SIMカードを購入するだけで、ソフトバンクに乗り換えができるようになるのです。
それだけではありません。SIMロックフリー携帯のメリットは何といっても、1台の携帯電話機でどの携帯電話会社のSIMカードも使えること! これからは、「日本ではドコモのSIMカードを使って、海外では現地のSIMカードを使って、海外での通話料金を安くする(※日本の携帯を海外で使うと高いですからね!)」といったこともできるのです。
-そこで、モベルのSIMカードがお役にたてます。
「海外で現地のSIMカードを購入する」のは、とても賢い方法ですが、実際は問題がいくつかあります。英語で契約、最低チャージ料、SIMカードの有効期限・・・などなど。
その点、モベルのSIMカードは、日本語で契約ができ、最低チャージ料金もなし、SIMカードの有効期限もありません。また、携帯電話番号はお客さま専用。番号は一生変わりません。
ちなみに、私がプライベートで使っている携帯は、会社から支給されているSIMロックフリーのiPhoneですが、日常と海外でSIMカードを分けて使っています♪