通信販売最大手のアマゾンが、先週の18日、同社初のスマートフォン「Fire phone(ファイア・フォン)」をアメリカで発表しました。
アップル社のiPhoneとサムスン社のギャラクシーが独占しているスマホ市場。ブラックベリー、ノキア、HTC、モトローラといった会社が相次いで苦戦している中、アマゾンが大きな賭けにでたようです。
Fire Phoneの一番の売りは「Dynamic Perspective」(訳すと、柔軟性のある捉え方?)
「ユーザーの携帯電話機の持ち方、見方、動かし方によって、携帯電話が反応する」、つまり片手でいろいろな操作ができるようです。
例えば、端末を傾けると画像がスクロールしたり、画面を横から見ると商品の側面が見えたり。(アマゾンのページでは、地図を横から見るとお店のレビューが見えます。)
(片手で持つゲームのコントローラーのイメージです・・・私的には^^;)
「Firefly technology」(Fireflyとはホタルのこと)
(なぜ、虫のホタルが使われているのかは不明ですが)
Fireflyボタンを押すと、画像を分析し、携帯がユーザーに代わって、操作をしてくれるそうです。
例えば、ポスターの電話番号をFireflyで撮影(ボタンをクリック)すると、携帯がその番号に電話をかけてくれます。
それ以外にも、本の表紙をFireflyで撮影すると、自動的にアマゾンに繋がり、その本をアマゾンからオーダーしてくれます。
(さっすが! メインビジネスに繋がっていますね!)
カメラ機能
カメラ機能はとても充実しています。
まずは、上記で紹介したDynamic Perspective用に、携帯電話の四隅に広角120度のカメラを整備。
メインのカメラは13メガピクセル、そしてビデオは1080p
(iPhoneは8メガピクセルの、1080pなので、なかなか良いスペック!)
しかも、クラウド上に無制限で保存ができるそうです。
これは素敵! 携帯電話のメモリを気にせず、撮影ができます♪
(クラウドとは簡単にいうと、インターネット上で保存ができるサービスのことです。)
公式販売
公式販売は、7月25日。
サイトを見ると、アメリカのキャリアAT&Tで独占販売のようですね。
(ということは、現時点ではAT&TのSIMロックがかかっているのでしょうか??
でも、アマゾンという媒体を考えると、今後SIMロックフリー版がでてもおかしくないですね!)
アメリカのアマゾンのサイトでは、すでに予約受付を開始。
残念ながら、現時点では日本での販売は未定だそうです。