アンドロイドアプリ人気No.1のセキュリティアプリが実は”何もしない”アプリだったことが判明。それを受けて、Googleが全ユーザーに返金+Google Storeで使えるクレジット(約500円)も配布したそうです。
問題のアプリは「Virus Shield」。
価格411円にもかかわらず、1万以上のダウンロード、星4.7(!)という高評価。
なぜこのようなことが起きたのでしょうか??
【背景】
Virus Sheildはアプリを起動し、アイコンをタップ。
ウィルスに感染していると上記画面の「×」が表示。
感染していない場合は右側のチェックマークが表示される仕組みでした。
しかし、実際は、ウィルススキャンをせずに
「アイコンをただチェックマークに変えただけ」
だったそうです(驚愕・・・!)
【なぜ高評価につながったのか?】
セキュリティソフトを入れると、どうしても操作が重くなったりしますが、
このアプリはただ「感染していないですよ!」という画像を表示するだけ。つまり、
「動作が重くならない」→「高評価!」
につながったようです。
一部の専門家は、「自分の携帯電話機が感染していないという嬉しさも好評価につながったのでは?」
とも言っています。
返金だけではなく、約500円相当のクレジットをつけているところから、
Googleも事態を重くみているようですね。
開発者は「間違えたバージョンを発表してしまった」と言っているようですが、
今後こういう(結果的な)詐欺行為が行われないよう取り締まってもらいたいです。
ちなみに、スマホ用のウィルスソフトは必要なのでしょうか??
ごめんなさい! モベルのシステムチームに聞いてみます!
3年前に聞いた話だと、「操作が重くなるだけで、意味がない」と言われました。
(当社でもウィルスソフトを売りたいな、と思ったんですよね。)
しかし最近はスマホ用ウィルスも増えてきているので、状況は変わっているかもしれないですね。