米調査会社のGartner(ガートナー)が実施した世界携帯電話市場の調査結果の記事を見つけました。
この記事によると、同社の調査で初めて、世界でスマートフォンの販売台数が、携帯電話(フィーチャーフォン)の販売台数を超えたそうです!
※日本の携帯電話市場では、スマートフォンのシェア比率が8割へ向かおうとしている状況です。世界も日本に追いついた?!
◆ 全世界での携帯電話全体の販売台数 ◆
前年同期比3.6%増の4億3516万台。
スマートフォン | 約2億2532万台 前年同期比46.5%↑ |
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携帯電話 | 約2億1000万台 同時期比21%↓ |
全体の半数以上がスマートフォンです。こうしてどんどん携帯電話が押されていくんでしょうね。
◆ 世界で人気のスマートフォンメーカトップ5 ◆ 括弧内はシェア
1位 韓国 サムスン(71,38万台:31.7%)
2位 米国 アップル(31,89万台:14.2%)
3位 韓国 LGエレクトロニクス(11,47万台:5.1%)
4位 中国 レノボ(Lenovo)(10,67万台:4.7%)
5位 中国 ゼットティーイー(ZTE)(9,68万台:4.3%)
※データは、2013年第四半期(4~7月期)(販売台数ベース 単位)
圧倒的な首位をキープしているのが、韓国のサムスンです。
販売台数なんてみると、2位のアップルの2倍以上?!
これはアップルが圧倒的に人気の日本とはかなり異なる結果ですね。
モベルが日本でSIMカードを販売しはじめた2002年頃は、
海外携帯電話のシェアはノキアがトップでした。
その頃から比べると携帯電話市場はすっかり様変わりしました。(シミジミ)
ちなみに現在、モベルのワールド携帯では、サムソンの携帯電話を2種類取り扱っています。
サムスンE3210は、ワールド携帯電話のラインナップの中で今一番人気です。
◆ 世界で人気のスマートフォンOS トップ5 ◆ 括弧内はシェア
1位 アンドロイド(79%)
2位 iOS(14.2%)
3位 ウィンドウズ フォン(3.3%)
4位 ブラックベリー(2.7%)
5位 Bada(0.4%)
結果については、やっぱりアンドロイドかあ、という感じですね。
アンドロイドは、Googleが開発したスマートフォン用のOS(オペレーションシステム)。
アンドロイドのライセンスがフリーだったことなどが要因となって、
2011年それまでトップだったアイフォンを抜き、トップシェアを獲得しました。
なお、5位のBadaはサムスンが開発したOSだそうです。
Badaとは朝鮮語で「海」という意味なんですって。
いかがでしたか?
日本とは少し異なる世界のスマートフォン事情、
海外携帯電話の購入検討の際に少しでも参考になればと思います。