秋の味覚が食卓にのぼる季節になりました。
日本には「食欲の秋」という言葉がありますが、海外ではどうなのでしょうか?
ご存知の方、ぜひコメント欄で教えてください♪私は気温が下がって涼しくなったと思った途端、一気に食欲が増しました。体は正直で困ります。笑
そんな食欲の秋に、イタリアで開催される食のイベントを3つ紹介します!
イタリア全国栗・フェア
日時:2012年10月18日〜21日
場所:ピエモンテ州クーネオ
フランスとの国境にほど近いピエモンテ州クーネオで4日間続く栗のお祭り。イタリア語で栗はcastagna(カスターニャ)と言い、marrone(マローネ)はさらに大粒の物を指します。クーネオ産の栗を使った大粒のマロングラッセが有名です。
栗祭りは、町の旧市街地区、広場やメインストリートで行われます。栗とチョコレートを組み合わせたデザートの実演、職人技の披露、栗の木を使った家具、伝統工芸品の展示、地元の国立音楽院のコンサートなど、イベント盛り沢山です。
イタリアの栗を食べたことありますか?とっても甘くて美味しいんですよ!秋から冬にかけて、ローマやミラノの大都市でも焼き栗を販売する屋台がみられます。イタリアに行く際はぜひ試してみてくださいね。
イタリア全国白トリュフ・フェア
日時:2012年10月28日、11月1、2、3、4、10、11日
場所:ペザロ・ウルビーノ州アクアラーニャ
今年で47回目になるアクアラーニャの白トリュフフェア。20万人の来場者を誇るこのイベントには、イタリアはもちろんフランス、ドイツ、イギリスの各国から人が集まります。
世界で活躍する有名シェフのデモンストレーション、トリュフを使った加工品の販売、トリュフ料理にぴったりのワインの試飲など様々な催しが行わる、みどころ満載のイベントです。
毎年50~60トン、イタリア産トリュフの3分の2が収穫されるアクアラーニャ。トリュフに適した気候と土地のお陰で、一年中様々な種類のトリュフが収穫されます。日本よりも遥かにお得な料金でトリュフを味わうことが出来るのもトリュフの産地アクアラーニャならでは。
アクアラーニャでは、このフェアの他にも、夏の黒トリュフ(Tartufo nero estivo)のフェアが8月、極上黒トリュフ(Tartufo nero pregiato)のフェアが2月に開催されます。
フォルマッジョ・ディ・フォッサ(地下熟成チーズ)祭り
日時:2012年11月18、25日、12月2日
場所:エミリア・ロマーニャ州ソッリャーノ・アル・ルビコーネ
フォルマッジョ・ディ・フォッサはイタリア、エミリア・ロマーニャ州とマルケ州にまたがる地域で作られる熟成チーズです。
空気に触れないよう帆布生地の袋でしっかり包まれた羊のチーズは、地下に作られた特別な岩穴の中で3ヶ月間熟成させられます。地下に埋めることで、独特な香りと味のチーズが完成するのだそうです。
脂肪分の多い、ほろほろと崩れやすいチーズで、森林や木材、トリュフを感じさせる独特な味がします。
チーズを埋めた穴の蓋は、約3ヶ月後の11月25日聖カテリーナの日に開けるというのが昔からの習わしです。これをお祝いするお祭りが、このチーズの発祥地と言われるソッリャーノ・アル・ルビコーネで行われます。
【関連リンク】
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イタリア全国栗フェア
イタリア全国白トリュフフェア