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列車に乗って旅に出よう! ~アジア編~

「列車に乗って旅に出よう!」3回目はアジア編です。紹介する列車の中には、ジムやスパまで完備しているものも。なんてゴージャスなんでしょう!また、今までの豪華列車とはひと味違った登山列車「トイトレイン」も登場します。

Maharajas’ Express(マハラジャ・エクスプレス)

地域: インド
ルート:デリー~ムンバイ、デリー~コルカタ
    4種類のツアーが提供されています。
時間:6泊と7泊
料金:一週間のツアー、約50万円~

「マハラジャ・エクスプレス」は、インドで最も豪華な列車として特別設計されました。もしかすると、世界一かもしれません。 最先端の設備とアメニティを提供するこの列車、すべての客室には大きな窓、LCDテレビ、wi-fi接続、個別の温度管理、そして、専用バスルームが完備されています。また、一両丸ごと利用した、世界で一番大きな列車のスイートルーム、プレジデンシャル室も1室あります。エレガントに内装された2つのダイニング車両では、インド料理と洋食の選択ができ、2つのラウンジ車両では、快適な座席で冷たい飲み物を楽しめます。全23両のこの列車、84人の乗客に対し56人のスタッフがいますので、きめ細やかなサービスが受けられるでしょう。
マハラジャ・エクスプレス(日本語あり)

 

Eastern & Oriental Express(イースタン&オリエンタル・エクスプレス)

地域:東南アジア
ルート:シンガポール~マレーシア~タイ   
時間:コースによる
距離:2030km
料金:バンコク~シンガポール片道、約23万円~ 1室2名利用時

1991年、オリエントエクスプレスは、ニュージーランドの豪華列車シルバースターを買収。列車は東南アジアに運ばれ、改装された後、イースタン&オリエンタルエクスプレスとして生まれ変わりました。魅力に溢れるシンガポール、マレーシア、タイの3ヶ国を走り抜けます。
イースタン&オリエントエクスプレス(日本語あり)

 

Deccan Odyssey(デッカン・オデッセイ)

地域:インド
ルート:ムンバイ~シンドゥドゥルグ~ゴア~コールハープール~アジャンタ~ナーシク~ムンバイ
時間:7泊8日 毎週水曜発
料金:約27万円~

インドの豪華列車の一つ「デッカン・オデッセイ」。インドで最初に登場した豪華観光列車のパレス・オン・ウィールズに倣い、マハーラーシュトラ観光の振興のためにインド鉄道により運行が開始されました。列車内には、レストラン、バーのほかに、テレビ・ビデオ鑑賞設備、スパ、ジムやビジネス会議室なども設置されています。カーペットやベッドカバー等が新調され、さらに豪華になりました。
デッカン・オデッセイ

 

Shangri-La Express(シャングリラ・エクスプレス)

地域:中国(ロシア、モンゴル)
ルート:北京~香港~ラサ~モスクワ~上海~ウランバートル
    *様々なコースがあります
時間:香港~ラサの場合 12泊13日
料金:香港~ラサ 約65万円~ 1室2名利用時

「シャングリラ・エキスプレス」は、この名前ほど豪華な列車ではありませんが、現在中国で一番モダンなホテル電車で、あらゆる面で、普通列車のサービスを上回っています。車窓からは、中国の壮大な、素晴らしい景色を楽しめるでしょう。近代的な内装の客室には、エアコンや2段ベッドスタイルのツインベッドが完備されています。

 

Palace on Wheels(パレス・オン・ウィールズ)

地域:インド
ルート:ニューデリー~チトールガル~ジャイサルメール~ニューデリー(A week in wonderlandコースの場合) *様々なコースが用意されています。
時間:7泊8日
料金:A week in wonderland 7泊8日 約30万円~(酒類は別料金)

インド鉄道とラジャスタン州観光局の合弁事業である「パラス・オン・ウィールズ」。クリーム色の普通な外観に比べ、内部は「パレス=宮殿」その名の通り、とってもゴージャスです。1982年、初めてインドに登場した豪華列車で、以来ずっと人気を博しています。
パレス・オン・ウィールズ

 

Darjeeling Himalayan Toy Train(ダージリン・ヒマラヤン・トイトレイン)

地域:インド
ルート:ニュー・ジャルパーイーグリー~ダージリン
時間:7~8時間
距離:88km
料金:片道 約700円

インド西ベンガル州、シリグリからダージリンまで2000mの山を毎日走る「トイトレイン」。日本でもお馴染み、ダージリンティーの産地です。1879年当時、インドはイギリスの植民地でした。イギリスから来た人々がインドの暑さに耐えかねて、山の上の避暑地へ行くために建設されたのがこの列車です。
列車はとても小さく、幅も通常よりも狭いことから、「トイトレイン(おもちゃの汽車)」と呼ばれ、鉄道ファンにも愛されています。世界で最も古い登山列車であり、1999年には、ユネスコ世界遺産にも選ばれました。
勾配のきつい場所では、ループ回旋やスイッチバックを利用し、時速10km/h、7~8時間かけてゆっくり登って行きます。トラブルで、最終駅まで到達できないこともあるとか。天候が良い日には、ヒマラヤ山脈の素晴らしい景色を望むことができます。
※料金は為替レート、時期により変動しますのでご注意ください。

この記事を書いた人: 西郷 (ライター)

モベルとの出会いはかれこれ10年以上前。現在主にSNSやブログ担当ですが、古株ということもあり、頼まれればなんでもやっちゃうなんちゃってライター!7年ほど前に伊に引っ越してきて以来、海外携帯のモベルで唯一の伊在住スタッフとして頑張っています。

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